僕のブログ 弐番館

造園会社に勤める僕が、趣味や仕事のことを書いています。

鬼ヶ岳(1738m)と王岳(1623m)に登った。

土曜日に西湖キャンプ場テント村で一泊し、日曜日の早朝から鬼ヶ岳(1738m)と王岳(1623m)に登ってきた(縦走した)。

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山頂付近で目の前に富士山、樹海、西湖が広がっている光景を見て、自分が、なんてちっぽけな人間なんだろうと思った。
大袈裟に言うと、この大自然の壮大な歴史の中で自分という存在は無に等しいほど小さい、ということを思い知らされたようだった。

また、登山中に会った老夫婦からは御菓子を頂いた。見ず知らずのこんな私に優しくしてくれる人がいる。それだけで人生頑張ろうという気持ちが強くなれた。

しかし、事件は起こってしまったのだ。
鬼ヶ岳から王岳に向かう途中、私より5つほど年上と思われる青年に会った。
そして、ほどなく後ろから彼女とおぼしき山ガールが現れた。
しかも美人である。

同じ山に登る青年でありながら、向こうは彼女と一緒。僕はひとり。

急に現実に引き戻された気がした。

もし僕に彼女がいれば、僕も今頃、彼女と山に登っていたはずだった。
それなのに今、富士山麓をこうして一人ウロウロしている。
結局、私は今回の登山で彼女がいない自分が悔しく、情けなく、ちっぽけな悩みに愚弄される弱い人間に見えたにも拘らず、自分を変えることができなかった。

王岳からの下山中、
悲しげに鳴く鹿の声を聞きながら、
私は唐突に「カップル入山禁止にしろ」と呟いたのだった。

おわり